ペナン島へ女性一人旅をするなら女性専用のドミトリー

ペナン島へ女性一人旅をするなら女性専用のドミトリーはいかが？

旅行資金を安く抑えるために、ドミトリーはいい選択肢

ゴージャスなホテルに泊まってゆっくりリラックスする旅行も、もちろん素晴らしいですが、あまり予算がないという方は、バッグパックひとつで安めの宿を泊まり歩くことも多いでしょう。

マレーシア・ペナンでは日本に比べれば格安で宿を探す事はできますが、一人旅ならドミトリーを選択肢のひとつとして入れてみるのはいかがでしょうか。

女性専用のドミトリーは日本人の女性が経営

ペナン島の旧市街にあたるジョージタウン近くに、日本人女性が経営する女性専用ドミトリーがあります。

名前は、「Sogor Girls ドミトリー」。2014年９月にオープンしたばかりの女性専用のカプセルホテルです。
場所は、大きなバスセンターのあるコムターから徒歩１０分程度のところです。
私は次の日に、コムターからバスでクアラルンプールに行くため、この宿に一泊しました。

ドミトリーにしては文句なしの設備

ここの宿がすごいのは、agodaの評価で10段階中９点という高評価を得ているところ。なかなかこんな高評価を得ているホテルはみつかりません。
実際に泊まってみると、そのコストパフォーマンスの良さを知って、この高い評価に納得しました。

カラフルな外観です。
青い建物の１階がカフェになっており、カフェの店内でチェックイン手続きをしてから、宿泊所のある２階に登って行きます。

入り口はカードキーを使った２重のガードになっていて、セキュリティ対策もしっかりしてるな、と思いました。

掃除のゆきどどいた清潔な室内

階段を登るとこんな感じです。
２段ベッドがズラーッと並んでいて、ベッドの下の荷物入れには鍵付きのロッカーがありますので、バックパックはそこに入れることができます。

バスタオルとお水がサービスでついてきます。
もちろんWifiとコンセントも完備。
壁の板をパタンと倒すと簡易テーブルになって、パソコンを使う事ができます。

ちょっと、クーラーが効きすぎて寒いかな・・・。一応クーラーのリモコンで温度調節できますが、同じ日に泊まった人がかなり温度を下げてしまって、、、そのへんは譲り合いですね。ベッドの中に入って、シェードを下げてしまえば、多少温度が低くでも寒くて眠れない、なんていうことはなく、朝までぐっすり眠れました。

写真には撮りませんでしたが、共同のトイレとシャワー室には、洗濯機までありました。ハンガー・洗濯バサミを使って、利用者はみんな自分の衣服を干していました。

さらにソファスペースにはパソコンが２台あり、ネットに繋いで自由に見る事ができます。マガジンラックには女性向けの雑誌がたくさん。
キッチンには冷蔵庫・飲み水のサーバーがあり、備え付けのコップで自由に飲んでOK。洗面所にはドライヤーがありますので、シャワー後に髪を乾かすのも問題なし！
さらに、女性向けドミトリーらしく、美容シートマスクがカゴに入っていました。（これはたしか有料）

さすが日本人経営だけあって、設備の細かいところまで行き届いている感じがします。

階下のカフェで働いている店員さんは、このドミトリーのスタッフも兼ねていますので、何か困った事があったら、相談してみるといいと思います。

３階のリビングルームでのんびりリラックス

３階には、こんなリビングスペースも。
私はここで知り合った日本人女性と夜食を食べながらソファでいろいろな話をしたりしました。

この日は他に、クアラルンプールから来たという中国系の女性３人組が泊まっていましたが、彼女たちは夜遅く帰って来て朝早く出発してしまったので、挨拶くらいで特に話をすることはできず。もし、ここに長期滞在してみたら、自然と仲良くなる人ができるかもしれませんね。

日本語・英語の雑誌や本が置かれているので、のんびり一人の時間を楽しむこともできます。私は日本語のフリーペーパーがあったので、ここで一部もらっていって、次の日の長距離バスの中で読んだりしました。

唯一のデメリット「アリ」

パソコンを使って作業をしていると、小さなアリがテーブルの上に出現！これはこの国では仕方がないことかな・・・
でもパソコンのすき間に入って壊れたら大変なので、さすがにここで作業するのはあきらめました。
自分のベッドの中には、さすがにアリは来ないので、PC作業はベッドスペースでする方がいいかもしれません。

早朝に出発する場合の注意点

カフェは11時開店なので、スタッフが出勤してくるのは10時前後です。早朝に宿を出る予定なら、チェックイン時に支払ったデポジット100RMを返金してもらわなければならないので、前日の夜にはスタッフに相談しておくといいでしょう。
出発時刻にスタッフに会えず、デポジットを返してもらわずに出発してしまった・・・ということにならないように。