マレーシアでプリペイドSIMを使う。TuneTalkのトップアップ方法

マレーシアでSIMフリーのスマホを使う方法

昨年10月に念願のSIMフリーiPhoneにした私。海外旅行に行ったら、プリペイドSIMを試してみたいと前々から考えていました。

以下の記事を参考にして、旅に出ました。

・マレーシアの携帯事情(2) – マレーシアでLTEサービスを使う

マレーシアではプリペイドSIMカードの購入が容易で、国際ローミングより安価に抑えられるため、プリペイドSIMカードでLTEサービスを利用することを推奨したい。マレーシアの玄関口とも言えるクアラルンプール国際空港には移動体通信事業者の販売店が充実している。Celcom AxiataとMaxisの場合はクアラルンプール国際空港内の販売店でLTEサービスを利用可能なプリペイドSIMカードを購入できるため、クアラルンプール国際空港から入国する場合は到着してすぐに高速なインターネット接続環境を得られる。

・クアラルンプール空港はプリペイドSIMの天国だった

東南アジアのハブ空港としてシンガポールと競い合っているKLIA/KLIA2、旅行者にうれしいのはプリペイドSIMが買いやすいこと。例えば日本からエアアジアグループの『エアアジアX』でクアラルンプールのKLAI2に到着して、入国後に荷物を受け取ってロビーに出てくれば目の前にキャリアの店が並んでいます。しかも営業時間は24時間。ありえないくらい便利です。

これらを読む限り、SIMカード購入のハードルはかなり低そうです。マレーシアのwifiキャリア名だけをメモして、この中で最初に見つけた店舗で買おう〜と思っていました。

エアアジアと提携しているTuneTalk

今回私は、エアアジアでペナン空港に到着しました。
飛行機から降りて、荷物を受け取りに行く途中でTuneTalkのカウンターを発見。
TuneTalkは、携帯会社大手のセルコム(Celcom)通信網のMVNO(仮想移動体通信事業者)です。
MVNOが何かわからない人のために念のため説明しておくと、日本ではdocomoの回線を2次売りしているIIJmio、UQmobile、Nifmoなどのサービスがありますが、それと同じようなものと考えていただければよいかと。

後で知りましたが、エアアジアのフライトを予約する際にSIMカードの購入も一緒にできるそうです。その場合、ショップで予約完了の明細を見せる必要があるので、忘れないように。

エアアジアと提携しているからこんなにわかりやすい所にショップがあったんですね〜。

私はフライト予約時に購入はしていませんでしたが、何はともあれ到着したらまずSIMを買わねば、と思っていたのでその場で購入しました。

ドル払いでもOK。カウンターのお姉さんが素早く設定してくれる

tune-talk01

スターターパック5RM=約158円(初期残高5RM)の超格安SIMです。1MBが0.05RMですので、これでまず100MB使えます。
カウンターのお姉さんが、手早く設定してくれました。

TuneTalkは、通信会社大手のCelcomの回線を使っているためマレーシア内で広く通話やインターネットを楽しむことができます。
今回、私はペナンからクアラルンプールに移動する予定だったので、どちらにいてもでも使えるかどうか、念のため確認しました。

実はこのとき、まだ入国前だったので両替えしておらず、マレーシアリンギットを持っていませんでした。手持ちのドルが使えるか聞いてみると、「OK」とのことでした。さすがです。ちゃんとレートを計算して、料金を差し引いて、おつりはリンギットで返してくれました。
ちなみに、24時間営業だそうです。

初期データはすぐに使い切った

TuneTalkは、安いだけあってマニュアルとかなにもくれません。購入時にカウンターのお姉さんにいろいろ質問してみたけど、いまいち細かい話が伝わりませんでした。(私の英語力が足りないせいです)

まああとで調べればわかるだろうと思っていたのですが、この時点で、最初のデータ量が100MBしかないということもよくわかっていませんでした。
1日目の夜に何気なくPodcastの音声データをダウンロードしてしまったら、すぐにこのようなメッセージがSMSで来ました。

Ur current usage is 90%.Usage above 100MB is charged @RM0.05/MB.To enjoy another 100MB send 100MB ADD to 2222.TQ.

ええーーー?もうなくなっちゃったの?

プリペイド携帯電話にチャージする、トップアップの方法

なくなっちゃったもんはしょうがない。
明日からまたGoogleMapを使いながら移動・観光するので、なんとかチャージしないといけません。

マレーシアでは、プリペイドの携帯にチャージすることを、「トップアップ」と呼んでいます。

SMSで来たメッセージでは
「enjoy another 100MB send 100MB ADD to 2222.TQ.」
と来ていましたが、2222をどうするのか全くわかりませんでした。
TQってなんだよ?ああ、Thank youのことか。略すな。
SMSで「2222」を送っても、なにも反応せず。

ネットで調べると、どうやらTuneTalkのサイト上でチャージできるようです。

tune-talk-website

トップページを見ると、一番上の上部メニューに「Top Up」の文字が出ています。マウスオーバーで「Instant Top Up」が出ます。まずはここをクリック。

tune-talk02

名前と電話番号、メールアドレスの入力欄が出てきました。

GSTとは、マレーシアにおける物品・サービス税のことです。

10.6RM=359円を購入します。このプランだと11日間有効のようです。

でもこの画面だと、10.6RMで何MB使えるのか、どこにも書いてませんね。計算すると、200MBなので数日でなくなっちゃうと思いますが、とりあえずこれで購入します。

PayPalでの支払いができます。

tune-talk03

支払いが完了すると、メールアドレスにお知らせが届きます。

tune-talk-info

We would like to confirm that we have received your payment via www.tunetalk.com. Please note that Top Up will be credited to the mobile number provided within 1-5 min(s). You will receive a flash/USSD notification on mobile phone after Top Up is complete.

まとめ

いかがでしたか?
以外と簡単にチャージ(トップアップ)できましたね。
コンビニでもトップアップ手続きはやってくれるそうなのですが、お店によっては、取り扱っている携帯会社が異なっていたり、店員さんと英語でコミュニケーションするのに自信がなかったので今回はネットで手続きしてみました。

でも、公式サイトでも購入金額は書いてあっても使えるデータ量が表記されていなかったり、トップアップ後に、あとどのくらい使えるのかがわからなかったので、格安SIMだけに、ちょっと説明不足?なところもあるかなーという気がしました。もし知ってる人がいたら教えてください。

このあと3日後には、やはり使い切ってしまったので8日間のマレーシア滞在中、2回トップアップしました。

マレーシア旅行におすすめの本

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コメント

  1. B.B. より:

    初めまして。
    この4月からペナンに住んでいます。
    マレーシアは日本以上に携帯電話が一般的で、自宅でも携帯電話が一般的、公衆電話もほとんど見かけません。
    各携帯電話会社からプリペイド式のスターターSIMが販売されているので、SIM フリーの携帯電話を持っていれば簡単に使い始めることができます。スマホの値段自体は日本より高めなので、日本で購入してきたほうが良いですね。人気がある会社は、黄色い看板のDiGi、オレンジ色のU-mobileでしょうか。
    トップアップは、看板のあるコンビニで希望金額の小さなカードを購入して、そこに書かれた番号を携帯電話に打ち込むのが一番簡単です。RM1あたり1日、つまりRM50で50日間使えます。
    ちなみにペナンでは、まだ4G=LTEエリアはほとんどなくて、3Gでの通信になります。空港は勿論、スターバックスやマクドナルドその他にも無料でWiFiが利用できる店が沢山あるので、ネットはそちらを使うのが良いですね。

    • show より:

      おお!ペナン在住者さんからのコメント。ありがとうございます。
      私はPC持参の旅行だったので、パソコン上でトップアップしたのですが、通常はコンビニでカードを購入&番号を入力、が一般的なのですね。
      スマホは持っていてもPCは無い、という人が多いと思うので、たぶんそうだろうなーとは思っていたんですが、私の場合はコンビニでちゃんと英語が通じるかが不安で、PCでトップアップしちゃいました。

      ペナンは3Gでも、無料WiFiが使えるところが多いので、旅行者にとっては助かりますね。日本への外国人観光客も、この2年で激増していますが、そのあたりは改善されているのかな?というところが気になります。

      • B.B. より:

        この半年の経験では、多民族国家のマレーシアでは、英語力はあまり気にしなくても大丈夫です。マレー系、中国系、インド系の人々同士は普段はそれぞれの国語で話していて、共通語として英語を使っているため、ほとんどの人の英語力は普通の日本人とさほど変わりません。
        特に観光客の多いペナンやクアラルンプールでは、飲食店や屋台でも簡単な英語で料理名や値段が必ず書いてあるので、指すだけで大体の用は足ります(笑)。コンビニやマクドナルドなどに至っては、仕組みが日本と全く同じなので何も心配は要りません。ちなみに、マレーシアでは店員さんは総じて無愛想で、仕事中も携帯電話でよく遊んでいます。

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